お風呂の床にカビキラーを使うと白くなるって本当？
・カビキラーって浴室では使えないの？
・カビキラーの後の白い点が落ちないんだけど…
と、お悩みではないですか？
カビキラーってカビが発生している場所であれば、どこでも使えるものだと思っていたんです。
ですが、その事を職場の先輩に話すと、
いやいや、そんなことはないよ！
洗剤は使う場所によって成分を変えているから、お風呂にはお風呂用の洗剤を使った方がいいよ！
と、言われました。
お風呂にはお風呂用の洗剤…って、ちょっと気になりますよね。
というのも、以前のことですが、お風呂掃除にサンポールを使っている動画をYouTubeで見つけたんです。
あれ？
サンポールって、たしかトイレ専用の洗剤のはず…。
ということで調べてみた結果、こんな記事に行き着いたんです。
記事の内容ですが、サンポールの販売メーカーに直接電話して、トイレ以外でも使うことができるか直接聞いてみているのですが…
その結果は、サンポールはトイレ以外では使わないでください、とのこと。
このことが記憶に残っていて、しかも、職場の先輩も同じようなことを言ったんですよね。
お風呂にはお風呂用の洗剤って、言われてみればそうなんですよね。
そうなると気になるのが、カビキラーが使える場所…ですよね。
これについて調べてみたのですが、カビキラーの公式サイトによると、
用 途 浴室内の壁やタイル・目地、マット・小物類、シャワーカーテン、扉等のゴムパッキン 等
と書いてありました。
なので、お風呂で使う分には大丈夫なはず…
となると、お風呂場でカビキラーをつかったら床が白くなるってどういいうこと？って、さらに気になりますよね。
なのでこの辺に関しても、納得がいくまできっちり調べてみましたよ～。
ということで本日の記事は、お風呂場でカビキラーをつかったら白くなる原因と対処法を紹介していきますね～。
お風呂場でカビキラーを使ったら白くなる原因は？
まず最初に結論から言います。
お風呂場でカビキラーを使った後に白い点ができる原因は「水アカ」の可能性が高いです。
水アカって、実はカビキラーでは落ちないんですよね…。
なので、カビキラーを使ってそれを流した後に、浴室の床が乾いてくると、落ちなかった水アカが目立ってくるんです。
これは、カビキラーの公式サイトにもちゃんと書かれていましたので、引用して紹介していきますね。
Q:使用後、床が乾いたら白くなってしまいました。
A:表面が濡れている時にはわからないのに、乾くと見えてくる白い汚れは、水アカ汚れと思われます。材質自体が変質しているわけではありません。
浴室の壁や床には、石鹸カス汚れや皮脂汚れ、水アカ汚れ等、いろいろな汚れが付着しています。皮脂汚れや石鹸カス汚れは「カビキラー」など、浴室用の洗剤で落とすことができますが、水アカ汚れは、浴室用洗剤やカビ取り剤では落とすことができません。白く見えるのは、皮脂汚れや石鹸カス汚れがクリーナーで除去された後に、落とすことができない水アカ汚れが目に見えるようになったものです。
水アカ汚れは、浴室用クリームクレンザーなどで根気よくこすり落としてください。タイルであれば、英文タイプライター用の砂消しゴムで、こすり取ることができます。
引用：カビキラーのよくある質問
カビキラーって、お風呂などに発生してしまったカビを専門に落としてくれる洗剤です。
ですが、お風呂ってカビ以外にも、
・石鹸カス
・皮脂汚れ
・水道水の水アカ
などの汚れもあるんですよ。
こういった汚れに対しては、逆に言うとカビキラーは効果が薄いんです。
「カビキラー」って名前からわかる通り、カビキラーはカビに特化した洗剤なんです。
なのでそれ以外の汚れに対しては、あまり有効でない…と言ったらわかりやすいかな。
なので、お風呂場のように、いろいろな汚れがたまってしまう場所に関しては、複数の洗剤を使い分けることで、より効果的に汚れを落とすことができます。
・カビにはカビ専用の洗剤
・ほかの汚れにはそれ専用の洗剤
といった感じで使い分けてください。
カビキラーの成分で変色する可能性は？
それでもやっぱり気になるのが、カビキラーの成分でお風呂場の床が変色する事ってないの？って、ことですよね。
これに関しても調べてみたのですが、気になる文章を見つけましたので、紹介しますね。
Q：浴槽の汚れがひどいので、「カビキラー」を使ってもいいですか？
A：「カビキラー」は浴槽に使わないでください。浴槽の素材によっては変色のおそれがあります。
浴槽の汚れは、主に水アカや、人の皮脂などの油分と石けんカスが混じった湯アカなので、対象とする汚れの種類が「カビキラー」とは違います。
専用のバスクリーナーを使った方が効果的です。
引用：カビキラーのよくある質問
もしかしたらカビキラーの成分で変色してしまう可能性があるかも…。
なので、先ほどは、カビキラーをつかったら白くなったのは水アカ、と言いましたが、もしかしたら、カビキラーの成分で変色してしまった可能性もあります。
こうなるとちょっとややこしくなってしまいますよね。
なので対処法についても調べてみたところ、変色してしまったお風呂場の床に対してはハイドロハイターなどの還元系の漂白剤が有効であることがわかりました。
これに関しては実際に使ったことがないので、実体験は紹介することは出来ませんが、ハイドロハイターの効果については、販売元の花王さんの公式サイトには、
塩素系漂白剤による一部樹脂加工品の黄変の回復
引用：花王 ハイドロハイター
と、アナウンスされていました。
また、ネットで検索してみたところ、実際に使っているブログ記事として、「カビキラーの変色を元に戻してくれる救世主！！」という記事を見つける事ができましたので、参考にしてください。
それでも白い点が落ちない場合は？
・水アカ専門の洗剤使っても
・還元性の漂白剤を使っても
それでも、カビキラーでついてしまったお風呂の床の白い点が落ちなかった場合ですが、これは専門の業者に見てもらった方がいいと思います。
というのも、掃除のプロって、
・なかなか手に入れるのが難しい強力な薬品も持っていたり
・汚れの成分がわかるので、それに合った洗剤使ったり
といった感じで、私たちではわからないようなことを知っていて、それにしっかり対応してもらうことができます。
なので、いろいろやってみてそれでもダメな場合は、プロに相談してみるのも全然ありですね。
本日の結論
ということで本日の記事は、お風呂場でカビキラーをつかったら白く変色してしまうの？に関して、いろいろ調べてみた結果をわかりやすく紹介しました。
要点をまとめてみると、
お風呂場でカビキラーを使った後にできる白い点は水垢などの可能性が高いということがわかりました。
カビキラーってカビ専用の洗剤ですので、
・水アカ
・石鹸カス
・皮脂汚れ
などのカビ以外の汚れに関しては、他の洗剤で対応してみてください。
また、カビキラーを浴槽で使うと、変色してしまう可能性もあります。
そんな時は「ハイドロハイター」などの還元系の漂白剤が有効である場合がありますので、試してみる価値はあると思いますよ～。
また、それでもダメな場合は、掃除のプロに相談してみるのも全然ありだと思います。
カビキラーをお風呂場で使ったら白くなった…となると、いろいろな原因があるみたいです。
その原因に合った対処法を試してみてください。
本日の記事は以上です。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
