30代で派遣社員はやばいって本当?
・逆に、30代ならまだ大丈夫かな?
・30代で派遣社員だと、ちょっと不安…
と、お悩みではないですか?

実は、私は46歳まで派遣社員として、主に工場で働いていました。
たしかに、30代を超えてくると、「派遣社員はヤバいよね…」ってことはよく耳にします。
そういった背景もあり、私の友人は男性/女性に限らず、何人も正社員になりました。
ですが、私は…というと、結構のんびり屋さんで、46歳まで派遣社員だったんですよ。
46歳の時に、派遣社員社員を辞めて、独立して会社を持つことになりました。
どちらが正解?というものではないと思いますが、1つ間違いを紹介するとするなら、それは「将来に、不安を抱えているのにもかかわらず、それを消そうと努力しないこと」が、一番の間違い、だと思います。
もしあなたが、30代だけど派遣社員はヤバい…と、将来に不安を感じているのであれば、それは、未来のあなたからのメッセージかもしれません。

このままだと、悲惨な現実が待っていますよ!
って、メッセージかもしれませんよ~。
なので、男性でも女性でも、自分で自分の「正解」を探して、行動するしかないんですよ!
ということで本日の記事は、30代の派遣社員はヤバい…と言われる現実と、その対処法について紹介していきますね~。
30代の派遣社員はヤバいと言われる理由3つ
「30代の派遣社員がヤバい」と言われるからには、それなりの理由があると思います。
なので、その理由を調べてみたところ、
- 仕事の不安定性
- 収入の不安定性
- キャリアの停滞
の3つがあることがわかりました。
ということでまず最初に、この3つについてわかりやすく解説していきますね~。
1.仕事の不安定性
派遣社員の場合、30代に限らず、仕事が不安定です。
というのも、派遣社員の場合、正社員と違って、終身雇用ではなく、契約雇用なので、契約期間を理由に、仕事を打ち切られてしまうことがあるからです。
なので、そのたびに新しく仕事探しをすることになりますので、仕事が不安定な場合が多く、その結果、派遣社員は男性/女性に限らずヤバい、と言われてしまいます。
最近では、この点においては改善されてきて「無期雇用派遣」という新しい派遣の形がありますが、まだまだ浸透していないのが現状と言えます。
また、男性/女性に限らず、年齢を重ねるにつれ、仕事探しが難しくなっていきます。

私の場合も、年齢が40を超えてからは、派遣会社を使っての仕事探しは、とても難しく感じました。
仕事がなかなか見つからず、1ヶ月待たされたこともあります。
そうなんですよね。
30代であれば、まだ実感はわかないかもしれませんが、40代になってくると、本当に、仕事がなかなか見つからず、その結果、長い期間仕事にありつけない…なんてことになってきます。
そういったことも「30代の派遣社員はやばい」と言われる理由の一つですね。
2.収入の不安定性
派遣社員として働くとなると、正社員とは違って、
・基本給が低い
・ボーナスがない
・退職金もない
といったことが多く、収入が不安定と言わざるを得ません。
また、派遣社員の場合、先ほども書いたように、いつも仕事があるとは限りません。
逆に言うと、派遣社員は、常に無職になってしまう不安と向き合っていかなければならないのです。
無職になってしまうと、安定した収入がなくなってしまいますので、その結果「派遣社員はヤバい」と言われてしまうんです。
3.キャリアの停滞
派遣社員の場合、長期的に働くことが少ないので、その結果、
・必要な資格を取らしてもらえない
・実務経験が不足している
といった感じで、自身のキャリアの発展が遅れてしまうことがあります。
こうなってくると、転職活動において不利になってきます。
というのも、30代/40代の転職というのは、20代の頃とは違って、企業側も、
・資格
・スキル
・実務経験
といったものを重視してさいようしていきます。
なので、そういったものが育ってない派遣社員というのは、転職市場においても一歩遅れを取ってしまうことが多く、その結果、仕事探しが難航してしまうことが予想されます。

たしかに!
将来において、正社員になることを考えるのであれば、30代なら、資格や実務経験は持っていた方がいいです。
もし、30代で派遣社員として働いているのであれば、将来役立ちそうな資格は、できるだけ早くとっておきましょう。
次に、ヤバいと言われる30代の派遣社員から脱出する方法を5つ紹介していきますね。
30代の派遣社員がやばい状況から脱出する5つの方法
30代であれば、派遣社員というやばい状況から抜け出すことは可能です。
ですが、それは、あなたが頑張った結果!なんですよ。
逆に言うと、このまま何もしないで年齢を重ねる…といった感じで人生をさぼってしまうと、本当にや派に将来が待っています。
なので、今から
- 資格/スキルを身に着ける
- 副業をする
- フリーランスを目指す
- 派遣会社に相談する
- 複数の派遣会社に登録する
の5つの脱出方法を紹介していきます。
なるべく早く現状から脱出することを考えて、どれか一つでもいいので、実践してみてください。
1.資格/スキルを身に着ける
30代ともなると、そろそろ仕事探しに苦労してくる頃だと思います。

私も20代の若い頃は、仕事が余っていましたので、そんな不安は全然なく、仕事探しは大丈夫!と思っていました。
ですが、30代後半からは、だんだんとむずかしくなっていきますよ~。
そういった時に、仕事探しを有利に運んでくれるのが、
・資格
・スキル
・実務経験
の3つです。
企業側も、人材を募集するときに、「未経験歓迎」とは言いつつも、実は、経験者優遇している場合が多く、その結果、資格や実務経験がない場合、書類選考や面接で落とされてしまうこともあります。
先ほども書きましたが、企業側が、30代以降の人材を募集する場合は、スキルや資格や実務経験を重視します。

いわゆる、即戦力ってやつです。
一から教えるよりも、教育にかかるコストが低くなりますので、企業側としても、資格や実務経験がある人の方が助かるんです。
そういった背景がありますので、近い将来、正社員を考えているのであれば、資格やスキルなどは身に着けておいてください。
2.副業をする
30代であれば、副業にチャレンジしてみるのもいい選択だと思います。
私が30代の頃は、
・平日は派遣社員として働く
・休日はアルバイトをする
といった感じで、Wワークをしていました。
というのも、派遣社員の場合、基本給ではなく時給である場合が多いですよね。
なので、
・ゴールデンウィーク
・盆休み
・年末年始
といった長期休暇がある場合、給料がものすごく低いんですよ。
そうなると、他の場所で働いて、その穴埋めをしなければ…ということで、派遣社員として働きながらアルバイトをよくやっていました。
派遣社員として働きながらアルバイトをするメリットですが、収入が安定する事です。
先ほど書いた長期連休の時もそうですが、そのほかにも派遣社員って、契約終了したら、次の仕事が見つかるまで、収入がないじゃないですよね。
そういった不安定な時期に備えてアルバイトをしていると、収入が安定しますので、不安が軽くなるんですよ。

アルバイトのおかげで、仕事が見つからない期間を乗り切ったことが何度かあります。
私の周りでは、派遣社員は、男性/女性に限らず、アルバイトをしている人が多かったです。
また、バイト先で知り合った人から仕事を紹介してもらえる…なんてメリットもあります。
やりたいことが見つからないけど、収入がもっと欲しい!なんて場合には、アルバイトをするのもおススメですよ。
3.フリーランスを目指す
これは私に当てはまるかな。
私の場合、46歳まで派遣社員と働いたのですが、今では独立して稼いでいます。
なので、私の経験をもとに、お話を進めていきますね。
私の場合、実は、40歳ころまでは、将来のことは何も考えてなくて、派遣社員として働いていました。
ですが、40歳くらいになるとさすがに、
「このままではさすがにヤバい」
と感じるようになったんです。
ですが、何をやっていいのかわからない…と悩んでいた時期がありました。
そんな時に、出会ったのが「ブログで稼ぐこと」です。
職場の知り合いが「釣りのブログで稼いでる」といったことを聞いたことがきっかけで、ブログで稼げることを知り、それを勉強して、今では、独立して収入を得ています。
これに関しては、こちらの記事に書いていますので、参考にしてください。

40代という、結構遅めのスタートですが、最終的に、派遣社員から脱出して稼げるようになりました。
派遣社員の場合、正社員と違って、
・サービス残業がない
・サービス出勤がない
といった場合が多いので、将来に役立つスキルを磨くのには、とてもいい環境だと思います。
逆に言うと、こういった時間がなかなか作れない正社員の方が不利かな…と思ったりもします。
こういった感じで、派遣社員のメリットをうまく利用して、将来フリーランスとして独立できるスキルを身に着けることは、とてもいいことだと思います。
また、こういった独立できるスキルを身に着ける過程で、お金を稼ぐ事ができますので、副業にもいいんじゃないかな。

私の場合、派遣社員の給料と同じ金額を稼ぐのに6年かかりました。ですが、その途中でも、毎月、定期的にお金が入ってきましたよ~。
それが継続することができた要因の一つでした。
正社員を目指してスキルアップをするのもいいですが、独立を考えてスキルアップするのもありだと思います。
将来をしっかり考えて、そのために時間を使うのであれば、男性/女性に限らず、派遣社員として働いている今は、とてもかけがえのないものだということができます。
というのも、正社員になってしまうと、先ほども書いたように、
・サービス残業
・サービス出勤
といった感じで、なかなか自分に投資できる時間が少なくなってしまいますからね。
4.派遣会社に相談する
先ほども書きましたが、派遣派遣会社によっては、〇か月ごとの契約更新ではなく、無期雇用派遣という形で、登録することができる場合もあります。
この無期雇用派遣ですが、
- 派遣会社と期間を定めずに雇用契約を結ぶ
- 派遣先での就業期間が終了しても派遣会社との雇用契約は継続
- 派遣先で働いていない期間も、原則、給与または休業手当が支払いがある
といった感じの雇用形態となっています。
※くわしくは、登録している派遣会社に聞いてみてください。
なので、30代の派遣社員で将来が不安あのであれば、無期雇用派遣という形で派遣社員を続けてみるのもいいと思います。
ただ、この無期雇用派遣にはデメリットもあって、
・派遣先を選べない場合がある
・固定給なので、給料が少ない場合がある
といったこともたまに聞きます。
私の友人も、無期雇用派遣として働いていますが、勤務先が県外なので、通勤時間が2時間近くかかる…と嘆いていました。
また、同じ派遣先だとしても、
・派遣社員は時給1500円(月収約26万円)
・無期雇用派遣は月給22万円
といった感じで、派遣社員として働いた方が給料がいい場合があります。
とはいえ、先ほども書きましたが、派遣社員の場合、固定給じゃないので、長期連休のある時などは、ガクンと給料が減ってしまいますが…。
こういった感じで、いろいろ考えながら、無期雇用派遣も視野に入れて、将来について考えてみてください。
5.複数の派遣会社の登録する
複数の派遣会社に登録することで、様々なメリットがあります。
たとえば、先ほども書いたように、「無期雇用派遣」として働けることができる派遣を見つける事ができます。
また、派遣先への直接雇用を前提とした「紹介雇用派遣」の仕事も、複数の求人サイトを使うことで、割と簡単に見つける事が可能となっています。
30代で派遣しゃんとして働いていて、将来が不安で、手っ取り早く安定したいのであれば、
・無期雇用派遣
・紹介予定派遣
の2つを軸に求人サイトに登録してみたらいいと思います。
その中で、自分に合った仕事が見つかれば、積極的に応募してみましょう。
まとめ
ということで、30代の派遣社員で将来に不安を感じているのであれば、その対処法はいろいろあります。
正社員を目指して頑張るのもいいですが、独立を目指しているのであれば、空いた時間を有効に使うのもひとつの手だと思います。
私の場合、独立を考えたのは40歳くらいだったかな…。
そして6年かかって独立することができました。
なので、40歳からでも遅くはないですが、こういったことは早い段階で考えておいた方が、後々楽です。

もっと、早い段階で独立を考えていれば…
と、今でも後悔しています。
30代なら、独立する場合でも、ぜんぜん遅くはないですよ!
自分の将来ですから、しっかりと自分で考えて、後悔の選択を取ってみてください。