ライン作業に向いてない人の特徴ってあるの?
・製造業ってライン作業が多いけど、実際はどうなの?
・ライン作業って、向き/不向きがあるって本当?
・ライン作業は地獄っていうけど、本当?
と、お悩みではないですか?

私は、派遣社員として20年以上工場勤務をした経験があります。
もちろん、何度もライン作業をしたことがありますよ~。
こういった経験の中で「あっ!この人はライン作業に向いてないな…」って人も、何人も見てきました。
ライン作業に向いていない人っていうのは、実は特徴があったりするんですよ。
そんな人の場合、あまり長くは続かず、ある日突然出勤しなくなることも多かったです。

いわゆる「バックレ」ですね。
工場勤務のライン作業って、実はバックレが多いんですよ。
また、派遣社員の場合、次の契約を更新されない…なんてことも、よくありました。
ということで本日の記事は、ライン作業に向いていない人の特徴を、私の経験の中から紹介していきますね~。
ライン作業に向いていない人の特徴3つ
ライン作業に向いてない人って、私の見た限りでは、
- おしゃべりが好き
- 仕事をおぼえられない
- 気が短い
といった特徴があります。
もちろん、こういった特徴を持っている人でも、「仕事だからしかない…」と割り切って頑張っている人もいました。
ですが、中には、
「ライン作業は、自分には向いてない」
といった理由で工場勤務を辞めてしまう人も、何人も見てきましたよ~。

割り切って頑張れる人も、実は多かったです。
そんな感じで、ライン作業は、向いている人と向いていない人がいることは確か。
その中で、私なりに、ライン作業は向いてない人の特徴を3つ見つけたので、それぞれわかりやすく紹介していきますね~。
1.おしゃべりが好き
ライン作業の場合、仕事内容は単純作業の繰り返しである場合がほとんどです。
なので、仕事を始めて3か月もすると慣れてきて、時間内に作業がこなせるようになってくる場合がほとんどです。
そうなってくると、余った時間をどうするか…ですが、これは人によって違ってきます。

私の場合は、屈伸をしたり、腕を回したり…って感じで、ライン作業で時間が余った時は、体を動かしていました。
ですが、本当にやることがなくなってしまった時は、ひたすら時計を見ていたこともあります。
この、余った時間ですが、人によってやることは様々!なかには、隣の人とおしゃべりをする人もいます。
ライン作業で時間があまった場合、隣の人としゃべることに関しては、あまり注意されたことはなかったです。
ですが、だからといって、しゃべりすぎてしまうのは、周りにとって迷惑な場合が多いんです。
というのも、ライン作業の余った時間って、何もすることがないわけではなくて、
・足りない部品の補充
・次の段取り(製品の確認)
・全体の流れの把握
といった感じで、部署によっては、やることが多い場合もあるんです。
なので、自分の時間が余っているからと言って、話しかけるのはNGな場合もあるんですよ。
そういったことを考えずに、周りに話しかける場合、最初の頃は相手にされるかもしれません。
ですが、あまりにもくどい場合は、話しかけても周りに相手にされずに、無視されてしまうこともあります。

無視が続くと、おしゃべりが好きな人にとっては、精神的にもツライと思います。
そういったことが続いてしまうと、おしゃべりが好きな人は「私にはライン作業は向いてない」と言って、仕事を辞めてしまう割合が多かったです。
これについては、確かにそう思います。
おしゃべりが好きなのであれば、それを生かすことができる仕事を選らんだらいいと思います。
ライン作業って、黙々とやる仕事ですので、おしゃべりが好きな人には向いてないかな…と、私も思います。

工場のライン作業で、おしゃべりばかりしていたことが理由で、契約更新されなかった派遣社員も見てきました。
黙々と仕事をするライン作業って、おしゃべり好きの本人からしたら地獄かもしれませんね。
仕事は仕事!で、割り切れるならいいのですが、そうではなく、おしゃべりを優先してしまう人は、ライン作業には向いてないと思います。
2.仕事をおぼえられない
ライン作業に限らず、仕事をおぼえられない人って、工場勤務では「向いていない」と評価されて、派遣社員であれば、次の契約更新をされない場合があります。
工場勤務の場合、ライン作業に関わらず、仕事をおぼえてもらうための一定の教育の期間があります。

この期間で仕事をおぼえてもらいたい…って目安です。
逆に言うと、他の人はこの期間内で仕事をおぼえることができたよ~って目安でもあります。
この期間内に仕事が覚えられない…って人がたまにいるんです。
よくあるのが、仕事は覚えたけど、時間内に終わらないってパターンですね。
例えば、1分以内にA,B,Cの部品を付けるって場合、作業内容は一週間もあれば覚えることができますが、時間内に終わららせることができない…って人がたまにいます。
時間内に部品の取り付けが終わらない場合、ラインを止めてしまうことになります。
そうすると、自分だけではなく、他の人の作業にも影響が出てしまうんですよ…。

あまりにも、ラインを止めてしまう回数が多いと、その分残業が増えますので、同じラインの人から冷たい目で見られてしまいます。
そんな感じで、仕事をおぼえられない人は、ライン作業には向いていないかな…。
とはいえ、仕事をおぼえるまでは、ある程度の期間の余裕があります。
その時間の基準って、「他の人が仕事をおぼえることができた期間」を目安に決めている場合が多いので、あまり無茶ぶりな期間ではないことは確か。
なので、ライン作業で稼ぎたいのであれば、なるべく早く仕事をおぼえた方がいいですよ。
3.気が短い
はっきり言います。
気が短い人は、ライン作業には向いていません。
というのも、先ほども書いたように、ライン作業の場合、単純作業を黙々と繰り返す内容がほとんどです。
気が短い人って、この「単純作業の繰り返し」が、我慢できない場合が多いんですよね。

見てても分かります。
「あっ!この人イライラしているな…」って。
ライン作業にイライラしてしまう人って、仕事で発散することは出来ないので、人に当たる傾向が強いんです。
これって本当に迷惑なんですよ…。
私は幸いにもターゲットになったことはありませんが、ターゲットになった人はとても迷惑なんですよ。
気が短い人って、ちょっとしたことで言いがかりをつけて、たまったストレスを発散しようとするんですよ。

あいつが睨んだから…という理由で、ラインを30分以上も止めた人もいます。
おかげで、その日は残業が30分延長されました。
ターゲットにされた人は可哀そうでしたよ…。
こういった気の短い人の場合、ライン作業は向いていません。
というか、この人の場合、派遣社員だったので、次の契約は更新されませんでしたよ。
仕事に、我慢は必要な場合があります。
なので、単純作業の繰り返しであるライン作業を我慢する自信がないのであれば、ちょっとオススメできないかな…。
さいごに…
ライン作業に向いていない人の特徴を、私の経験から3つ紹介しました。
今回は3つ紹介しましたが、今回紹介したものに当てはまるからと言って、ライン作業に向いていないとは限りません。
こういった特徴があっても、
・我慢ができる人
・精神的に強い人
・何とか自分で工夫する人
というのは、ライン作業に向いていると思います。
ライン作業に向いていない特徴があっても、実際には自分なりに我慢したり工夫したして、それを克服してライン作業で働いている人も大勢います。
また、工場での仕事って、製造業であっても、ライン作業ばかりではなく、
・検品作業
・梱包作業
・補充作業
・運搬作業
といった感じで色々な仕事がありますので、自分に合った仕事を探すのもいいと思います。
本日の記事は以上です。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。