工場勤務の女性は底辺ってイメージなんだけど…
・工場で仕事している女性って実際にどうなの?
・なんで工場勤務の女性は底辺って言わるの?
と、お考えではないですか?
たしかに、工場作業って、
・きつい
・きたない
・くさい
ってイメージが先行していますので、その結果、「工場勤務は底辺の仕事」と、勘違いされてしまうことって多いんですよ。
ですが、まず結論から言えば、そんなことはないです。

私も20年ほど派遣社員として工場勤務の経験がありますが、女性の多い工場もたくさん見てきましたよ~。
私の経験から言うと、工場内の仕事ですが、部署によっては女性の方が圧倒的に数が多い、ってことももちろんあります。
女性が多い部署って、特徴があって、
・肉体的にきつくない仕事
・繊細な仕事
・検品作業
みたいな感じで、男性にはない女性の持ち味を生かすことができる部署では、男性よりも活躍している女性が多いのが現実です。
なので、「工場勤務の女性は底辺が多い…」なんて言われるのは、単なるイメージ操作、というか、実際作業を知らないからそういったことが言えるんです。

だけど、工場で実際に働いてみたらどうなの?
って気になりますよね。
特に、次の仕事を工場にするかどうか?を迷っている女性は、こういったことは気になって仕方ないと思います。
ということで本日の記事は、工場勤務の女性は底辺…と言われてしまう理由と、その対処法について紹介していきますね~。
工場勤務の女性は底辺と言われてしまう理由3つ
先ほども書きましたが、工場勤務の女性は底辺…ってイメージが付きまとっていると思います。
そういったイメージが先行しているせいで、工場で働くかどうかを迷ってしまう女性も多いと思います。

私もいろいろな工場で働いてきましたが、多くの女性が働いていました。
工場勤務の女性って、意外にも多いんですよ!
・10代の独身女性
・20代の既婚女性
・30代/40代のシングルママ
といった感じで、いろいろなタイプの女性が工場で働いています。
その中では、男性の私でも、
「この女性はかっこいい!」
と思える人も多くいるのが現実ですが…でも先ほども書きましたが、「工場勤務の女性は底辺」ってイメージはなかなか強いですよね。
そういわれてしまう理由ですが、
- 工場勤務に学歴はいらない
- おしゃれができない
- 肉体労働で夜勤がある
の3つあることがわかりました。
それぞれわかりやすく紹介していきますね~。
1.工場勤務に学歴はいらない
たしかに、工場勤務の場合、
・学歴不問
・未経験者歓迎
といった感じの求人情報が多くあります。
なので、その結果、工場には学歴が低い人たちが集まってきやすい傾向があります。
ですが、学歴が低いからと言って、人間性までおかしいわけではありません。
とういうか、学歴が低くても、性格のいい人間性が優れている女性も、たくさん工場で働いていますよ~。
なので、学歴が低いからと言って底辺と決めつけるのは、ちょっとおかしいと思います。
最近では、高学歴(大卒)でも、ニートをしている…って話もたまに聞きますので、学歴だけで決めつけるのは、自分で自分をミスリードしているようなもの。
イメージが先行してしまって、それで何もかも決めつけてしまう…っていうのは、よくない事なんですよ。
2.おしゃれができない
そうなんですよね。
工場で働く女性って、普段はあまりおしゃれをしていないですよね。
でも、これって、仕事の関係上、仕方のないことなんです。
工場によっては、
・ネイル禁止
・アクセサリー禁止
・メイク禁止
みたいな感じで、結構厳しい場合もありますので、その結果、見た目的にはちょっと残念な場合があります。
これについて、工場で働いている時に、実際に、女性に聞いてみたことがあるのですが、

最初は、なんか嫌だな…って思ったこともあったけど、今は、毎月のコスメ代が安くなっているのがわかるから、逆にいいかも。
なんて答えてくれた人もいますので、受け取り方は人によってさまざま。
でも、忘年会などではしっかりメイクとしてきて、その時のギャップに男性陣は結構ときめく人も多かったのも事実なんです。
3.肉体労働で夜勤がある
工場勤務って聞くと、
・肉体労働が多い
・夜勤があるから生活のリズムが狂う
といったイメージが強く、それが理由で、「底辺の仕事」って決めつけてしまう人が多いんですよ。
ですが、これって、
・看護師
・介護士
なども一緒ですよね…。
もしかしたら、看護師や介護士の方が肉体的にきつい可能性だってあります。
というのも、工場勤務の場合、女性の場合は特に簡単な作業をやる場合が多いで、肉体的な負担が少ない場合もあります。
それに比べてみたら、看護師の方がキツイ仕事かも…って思うのは、私だけじゃないはず。
また、肉体労働はきついけど、私の場合、事務の仕事で一日中座ってるよりも、体を動かしていた方が好き!なんて女性も、工場にはたくさんいます。
そうなってくると肉体労働だから底辺…と勝手に決めつけてしまうのは、あまりよくないんじゃないかな、と思います。
次に、私が実際に工場で見てきたカッコいい女性を2人紹介していきます。
工場で見てきたカッコいい女性
工場で働くから底辺…なんてことは全然ないです。
逆に言うと、そういったイメージ先行のものの見方をしていると本質を見抜けない場合があるので、それはちょっともったいないです。
ということで、私が工場で見てきたカッコいいと思える女性を2人紹介していきますね。
1人目:Aさん(既婚/50代)
Aさんの何がすごいのか?ですが、他の男性社員に
「あの人がいないと現場が回らない…影のボスかも」
と言わせるくらい仕事ができる事なんです。
(しかも、優しいんです)
Aさんの工場での仕事は、事務仕事もそうなんですが、必要な部品などの発注能力がとてもすごかったです。
部品がそろそろなくなる頃かも…って絶妙のタイミングで、担当の社員にそれとなく
「この部品の在庫はどのくらい?」
って感じで声をかけるんです。
工場で使っている部品(消耗品)は、先を読んで発注しておかないと、その部品がなくなってしまうことで作業が全体が止まってしまう場合がありますので、部品の在庫にはかなり気を使っています。
なので、部品の在庫に関してはこまめにチェックをしているのですが、部品(消耗品)が多いと、どうしてもチェック漏れが生まれてしまうんですよね。
チェック漏れをしてしまっても、最後にAさんが声をかけてくれるので、そのおかげで助かった社員が何人もいます。
そういったことが何度もあり、その結果、Aさんは社員の人から
「Aさんがいないと困る」
みたいな感じで、とても慕われています。
Bさん(20代/シングルマザー)
次にBさんの話をしますね。
Bさんも在庫管理のプロ!
どこに何があるか?を、全部知っていて、それをフォークリフトを乗りこなしながら、どんどん整理していくんです。
フォークリフトの運転がとてもうまく、男性社員からも、
「工場内では、Bさんが一番運転が上手」
といわれるほど!の、腕前だったんです。
というのも、Bさんのフォークリフトの運転は、滑らかでスムーズなんですよ。
・急ブレーキ
・急加速
といった荒い運転をしないので、見ていても危険を感じさせないんです。
そういえば、フォークリフトの運転中に、荷物を落としてしまった正社員(男性)がいたのですが、その人は上司から、
「ちょっとはBさんの運転を見習え」
と言われていました。
工場勤務は女性に向いているの?
ということで、いろいろ書いてきましたが、結論を言うと、工場勤務の女性は底辺でありません(キッパリ!)
底辺かどうかは、心の形であって、仕事の形ではないんです。
なので、仕事で底辺かどうかを決めてしまうのは…その人が、どこかで人を見下したいからなのかもしれませんね。
そういった心の貧しい人のイメージ操作には、絶対に負けないでください。
ですが、女性が工場で働くことを考えた場合、どうしても女性には向いていない作業内容もあります。
そういった仕事は長続きしませんので、仕事選びの際には、充分気を付けてください。
本日の記事は以上です。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。